SSブログ

『天使にラブ・ソングを…』 Sister Act [ミュージカル]

『天使にラブ・ソングを…』 Sister Act
                   London Palladium Theatre

       DSC_0113.JPG
       劇場外観

       DSC_0114.JPG
       開演前(客入れ状態)

       DSC_0123.JPG
       終演後の客席と舞台(マリア像)

       .JPG
       チラシ

演出:ピター・シュナイダー
台本:シェリー・スティンキルナー/ビル・スティンキルナー
作曲:アラン・メンケン
作詞:グレンス・レーター
振付:アンソニーヴァン・ラスット
装置:クララ・ゼグラーロバ
照明:ナターシャ・カッツ
音響:ミック・ポーター

1992年に公開された、ウーピー・ゴールドバーグ主演で大ヒットしたアメリカ映画の舞台版。
ロンドン初演2009年5月7日

主人公の売れない歌手デロリス=ヴァン・カルティエは、殺人事件の現場を目撃してしまう。修道院に匿われたデロリスは、新米尼僧シスター・マリアクラセンスとして迎えられます。デロリスは、聖歌隊のリーダーをシスター・マリアラザロスから引き継ぎ、歌のレパートリーに得意なソウルやロックのナンバーを取り入れたことで、やがて彼女達の活動が有名になり、ローマ法王が訪れることになります。聖歌隊は、賑やかに歌い踊り華やかなエンディングとなり、いたって簡単で判りやすいミュージカルコメディーとなっています。
デロリス役パティーナ・ミラーの迫力ある歌声にしばし聞き惚れてしまいます。とくに、ダンスシーンの修道女たち(アンサンブル)の振付が良くできていて、踊りもラップ調からゴスペルと、演出的効果が充分に発揮されています。また作品で歌われる楽曲は、全20曲で聴きごたえがあります。
舞台装置は、スライディングや迫り等が頻繁に使用されてダイナミックなステージングで堪能できます。修道院のステンドグラスがとても印象的で、神聖なアーチ上の教会からディスコの場面に変化し、また、マリア様の巨大像が出るなど見所が多くあります。舞台装置の転換は、何といっても圧巻です。
照明デザインは、メリハリのあるライティングで派手ではありますが、場面を大切に表現して楽しませてくれます。

http://www.sisteractthemusical.com
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。