最近感じたこと [劇場]
テレビの生放送番組やコンサートなどで使用され、多くの人々に親しまれた シブコウ こと、渋谷公会堂が2015年10月4日閉鎖された。老朽化により建替え工事を行うためだ。大型集客施設である埼玉アリーナ、横浜アリーナなども来年改修工事が予定されていて、都内及び近郊でも同様の理由で閉館・休業する施設が多くある。
既に青山劇場、日本青年館、五反田ゆうぽうとなどが閉館し、これから日比谷公会堂や中野サンプラザホールなども改修予定となっている。そして昨年2月に紀伊國屋書店が運営するサザンシアターが閉館されると報道され、演劇界に衝撃が走ったが、現在は高島屋と契約更新合意で運営が可能となり一段落だ。
しかしバレエやオペラ上演が可能な劇場が不足しているのも事実だ。劇場からの文化発信はどうなるのか、芸術の発表の場は必要だろう。これからの芸術分野において深刻な問題である。
写真:閉館になった青山劇場の楽屋口
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