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日本照明家協会「舞台・テレビジョン照明 基礎編 2021」 [舞台照明]

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日本照明家協会「舞台・テレビジョン照明 基礎編 2021」 [舞台照明]

日本照明家協会「舞台・テレビジョン照明 基礎編 2021」新しくなりました!! 
10月末発刊! 定価 ¥3,300 税込み
 申し込みは、メールで。 E-mail : jaled@jaled.or.jp





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日本照明家協会賞 [舞台照明]

平成30年度 第38回公益社団法人日本照明家協会 協会授賞式及び受賞懇親パーティーが6月19日(水)中野サンプラザにて行われました。

舞台部門 大賞作品は『メタルマクベス disc1.2 .3』 の照明デザインを手掛けた原田保氏。
TBS、ディスクガレージ、ローソンエンターテイメント、電通 主催 於:IHIステージアラウンド東京
アジア初の円形客席が360°回転する劇場「IHIステージアラウンド東京」が2017年3月30日にオープン。杮落としは劇団☆新感線、第一弾公演『髑髏城の七人』Season花・鳥・風・月、『修羅天魔~髑髏城の七人』Season極をロングラン上演。第二弾公演は、W・シェイクスピア作品を原作に宮藤官九郎作、いのうえひでのり演出による『メタルマクベス』シリーズが上演された。(disc1 2018年7月23日~8月31日、disc2 9月15日~10月25日、disc3 11月19日~12月31日)
特徴のある舞台空間と客席で、映像を駆使しながら空間構成を上手く醸し出していた。具象的な舞台構成で場面転換も多く、難しいテクニカルの部分でもよく考えて創られていて、演出意図を充分に理解し緻密に計算された世界観が創り出されていた。照明・美術・映像などのコラボレーションによって融合統一された舞台構成は光り輝くエネルギーを感じた。空間を突き刺す力強い照明は、観客を飽きさせないライティング手法でありながらも、微妙に変化をさせながらの照射には気品があった。通常の劇場形式と違う空間での上演であり、1999年以降全てのいのうえひでのり演出、劇団☆新感線・いのうえ歌舞伎に参加し、照明デザインを手掛けてこられた豊富な経験と知識、また脚本の持つエンターテイメント性とビジュアル性をライティングデザインで丁寧に創り上げ的確に表現構成されたことに対しての評価となった。
以下 優秀賞
『シンデレラ』 松山バレエ団 東京支部  古田毅志
舞台装置の部分にブルーを強調したライティング意図が理解出来なかったが、クラッシックバレエの基本照明を大事にしながら全体のデザイン構成が分かりやすくまとまっていた。豪華絢爛であり丁寧に創られていて作品創造に貢献していた。
『図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの』 イキウメ公演 東京支部 佐藤 啓
濃い色をあまり使用せずにオーソドックスであるが心温まる照明で工夫されていて、ランプから全体照明への変化など演出意図を理解し計算された創りになっていた。平凡な日常環境と時間変化などの描写が良く出ていて、シンプルでありながらも光の方向性や強弱をつけていたのが印象的であった。
『INNOCENT GRAY Day of Tears』  BALLET・NEXT 中部支部 杉浦清数
場面数が多く転換も多かったが、一貫性があり流れるようなプログラミングで美しく創られていた。バレエセンスを生かしたライティングデザインで、光量バランスと色彩感覚が良く独創性のある文学的作品に仕上がっていた。
『World Dream 2018 広がる希望の夢Ⅵ』 エリート・バレエ・スタジオ 関西支部 徳田芳美
多くの作品構成で苦労して創った作品であることがわかる。ダンサーの動きを重視したライティングと立体感を醸し出す照明技法によって、ダンサーの動きが融和するなど演出意図を汲み取って上演効果に寄与した作品であった。

テレビ部門大賞 は、TBSテレビ日曜劇場『ブラックペアン』のデザインを手掛けた鈴木博文氏。
詳細は、HPで http://www.jaled.or.jp/

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 照明に携わる人々の教則本 [舞台照明]

   照明に携わる人々の教則本 
                                                                     千 早 正 美

   日本照明家協会編纂『舞台・テレビジョン照明「基礎編」』(2003年4月1日第1刷 )副本CD-ROM 付が刊行されました。
   この「基礎編」は、1977年・照明技術者の技能水準を 高める目的として出版され、これまでに数回の部分改訂 を重ね、協会員のみならず芸術系大学・舞台技術系専修専門学校などの教材テキストとして幅広く受け入れられてきました。この間の舞台・テレビジョン照明を取り囲む環境の変化や驚異的な技術進歩に伴い、この度、今日のニーズにあった内容に大幅改訂されました。
  『舞台・テレビジョン照明「基礎編」』は、現場に精通 している照明家による執筆・編集で、説得力のある質の高い統一された文章で、分かりやすく書かれています。直ぐに役立つ実践に即した書といえます。照明に対する考え方や舞台・テレビジョン照明における仕事内容(概論)や照明設備・舞台機構、スタッフの役割などが詳細に述べられています。また、専門用語の解説・器具の使用方法、作業の手順など概要も親切丁寧に説明されています。内容も一新されて、頁数も50頁程増大し写真・図版・資料なども豊富に取り入れられ、充実した構成となっています。本文は、ⅰ章からⅹⅰ章で212頁余りからなっています。
  目次構成は
ⅰ  舞台・テレビジョン照明とは
ⅱ  照明家をとりまく上演芸術
ⅲ  公演が行なわれる場の人たち
ⅳ  舞台機構と舞台照明設備
ⅴ  舞台における照明の仕事
ⅵ  仮設システムを使った照明の仕事
ⅶ  テレビの歴史と原理
ⅷ  テレビスタジオの機構とスタジオ照明設備
ⅸ  テレビ照明の特徴と技法
ⅹ  テレビにおける照明の仕事
ⅹⅰ 照明機器
ⅹⅱ 照明操作のシステム
ⅹⅲ 照明家に必要な基礎知識
ⅹⅳ 舞台用語
ⅹⅴ 安全に作業をするために
です。

  舞台照明は一世紀もの間に技術の革命に応じて飛躍的に向上し、現代の舞台芸術に欠かす事のできないものになっています。
  当協会から刊行された『舞台・テレビジョン照明「基礎編」』は、基礎知識として、知っておかなければならない事柄が多く掲載されています。いわば特に照明家を志す若い人たちや照明に携わる人々の教則本になるのではないかと思います。
  今後、劇場技術や照明技術は益々複雑化し、深い専門知識がいっそう要求されることでしょう。初心者の方々も経験者の方々も、是非ご一読をお勧めしたい。
また、芸術系大学・舞台技術系専修専門学校などの教材テキストとして価値ある入門書として、多くの読者の目に触れることを望みます。

  副本CD-ROMには、本編の全てが記録されていて、キーワードで各項目を索引する事が出来ます。

  本文中、見出しの他、重要であると思われる用語や説明文にゴシック文字が使用されて分かりやすくなっています。また、不要な部分が割愛され、さらに今までに無かった項目も新たに追加されるなど内容の充実化が見られます。
 例えば、舞台における照明の仕事では、準備から仕込み・本番・撤去までの手順を詳細に説明しています。①仕込みの前に ②舞台の仕込み ③調光室での仕事 ④フォーカシング ⑤道具調べ ⑥明かり合わせ ⑦舞台稽古 ⑧本番 ⑨バラシ(撤収)などノウハウがぎっしり詰まっています。

 本文は、日本照明家協会雑誌2003年 11月号 No.401 に掲載されたものです。


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インフォメーション [舞台照明]

明日6月15日(木)~17日(土)まで、横浜パシフィコ横浜において、「ワールドライティングフェア2006」が開催されます!!
興味がある方は是非ともご来場下さい。
日本照明家協会広報委員(雑誌・HP担当) 千早


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