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劇団四季『ハムレット』 [演劇]

 劇団四季『ハムレット』  1月26日 観劇
 ご存知シェイクスピアの作品、2001年3月に観劇しているのでなんと7年ぶりです。
 前回の配役は、ハムレット:下村尊則  亡霊:松宮五郎  ホレイショー:早川 正  クローディアス:広瀬明雄  レイアーティーズ:荒川 務  ポローニアス:日下武史  ガートルード:末次美沙緒  オフィーリア:野村玲子 他
 今回は、ハムレット:田邊真也  亡霊:石波義人  ホレイショー:味方隆司  クローディアス:志村 要  レイアーティーズ:坂本岳大  ポローニアス:維田修二  ガートルード:中野今日子  オフィーリア:野村玲子 他  また他劇団所属のメンバーも加わりしっかりしたカンパニーに出来上がっていた。
 舞台装置は黒の床に白のラインがひいてあり簡素で奥行きのある舞台になっている。今は亡きジョン・ベリーのデザイン。(英国のRSCやNT他で活躍した舞台美術家。30年前イギリス・ナショナルシアターでお会いした事がありますがとても気さくな方であったと記憶している。)
 照明(吉井澄雄)は、空間を照らし出す光は緻密なデザインで各場面を構成し、また卓越したライティングによって芝居全体を盛り上げ安定した照明に仕上がっていた。
 ハムレットの田邊真也は、下村尊則から比べるとナイーブな感じであるがそんなイメージを打ち消す演技で観客を魅了していた。これから、益々良い俳優に育つことでしょう。期待します。
 演出の浅利慶太は、喋り方の法則と読み方の法則は違うとあるTV番組で述べていました。また、台詞が時代劇風にならないように、美しい日本語として台詞を丁寧に言う事であると。
 今回の舞台を観てチラシに書かれている「これがシェイクスピア、これがハムレット。浅利演出が冴え渡る正統派の名舞台」というキャッチに納得させられた。
  今回は、出演していませんが日下武史のポローニアスもう一度観たいですね。


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