『エドワード・シザーハンズ』 [バレエ]
『エドワード・シザーハンズ』
Sadler’s Wells Theatre 2December2008-18January2009
1991年初公開された映画「シザーハンズ」ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督・製作・原案を日本でもお馴染みの振付家・演出家マシュー・ボーンがバレエ化した作品です。マシュー・ボーンは、今までに古典作品(クラシック・バレエなどを含む)の新しい解釈と作品化を試み、くるみ割り人形や白鳥の湖など数多くのヒット作品を世の中に送り出しています。
この作品は、2006年~2007年の同時期に初演され今回が2度目の再演です。映画と同様の内容で手に大きなハサミを持った人造人間エドワードと、彼を引き取った家の娘キムとの切ないラブ・ストーリーをダンスで綴っています。
シーンの展開もスピーディーで、エドワード役のマシュー・マルトハウスの軽快な動きとマシュー・ボーンの振り付けが融合し、マジックに掛かったように引き込まれてしまいます。
紗幕を有効に使用し照明によって舞台効果を盛り上げ、華麗で幻想的な世界を創り上げています。(照明デザイナー:ホワード・ハリソン) 舞台装置(植木や氷の彫刻)も計算されてより卓越した場面に仕上がり、最後の場面ではブリザード・マシーンによって客席上部から雪を降らすなど一層美しさを醸し出していました。(2007年日本公演があった事も記憶に新しいです)
※ 写真は、劇場の許可を得て開演前に撮影したものです。 1月2日 観劇
http://www.new-adventures.net/scissorhands
http://www.edwardscissorhands.co.uk/mk2/index.html
マシュー・ボーン振付 『くるみ割り人形』 [バレエ]
サドラーズウェルズ劇場(上演前の舞台)
上演前の客席内
『くるみ割り人形』
Sadler’s Wells Theatre
演出・振付:マシュー・ボーン
装置:アンソニー・ワード
照明:ハワード・ハリソン
音響:ポール・グローテイス
音響監督:ブリット・モーリス
音楽:チャイコフスキー
日本でもお馴染みの振付家・演出家マシュー・ボーンが、斬新な解釈と作品化に試みたものです。クラシック・バレエの『くるみ割り人形』をベースにしています。チャイコフスキー三大バレエの一つ。古典の名作と現代の感性との出逢い。世代を超えた感動のストーリーです。
クリスマス・イヴの孤児院。子供たちが眠りにつくと夢の世界へと変わっていきクララの冒険がはじまります。金平糖の踊り、トレパック、花のワルツなどよく知られた音楽と踊りでとても楽しいバレエです。
選りすぐれたメンバー構成でダンステクニックも抜群です。
マシュー・ボーンは、『白鳥の湖』『ザ・カー・マン』『エドワード・シザーハンズ』『シンデレラ』など数多くのヒット作品を世に送り出しています。また、『白鳥の湖』で1999年トニー賞最優秀演出家・振付賞の他に数多くの国際的賞を受賞しています。今、世界が最も注目を寄せる演出家・振付家の一人です。
http://matthewbournesnutcracker.com