『フラッシュダンス』：千早正美の仕事部屋：SSブログ

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『フラッシュダンス』　[ミュージカル] [編集]

『フラッシュダンス』　Flash Dance
　 Shaftesbury Theatre

シャフツベリー劇場
1983年に公開された映画の舞台版。

演出：ニコラス・フォスター
原作：トム・ヘドリー
台本：トム・ヘドリー
　：ジョー・エズタース
作詞：ロバート・キャリー/ロビー・ロース
音楽：ロビー・ロース
装置：モーガン・ラージ
照明：ハワード・ハリソン
音響：ボビー・エイトキン
振付：アーリーン・フィリップス

　場面構成
第１幕
プロローグ
第１景　鉄工所とピッツバーク通り
第２景　南側の通り
第３景　カーソン通りの清掃人
第４景　バー
第５景　シプリーアカデミー
第６景　通り
第７景　バー
第８景　鉄工所
第９景　バーの後で
第10景アレックスの屋根裏部屋
第11景　アレックスの屋根裏部屋/通り

　第２幕
第１景　前奏
第２景　鉄工所の外
第３景　カーソン通りの清掃人
第４景　バー
第５景　鉄工所
第６景　アレックスの屋根裏部屋
第７景　悪夢
第８景　アレックスの屋根裏部屋
第９景　シプリーアカデミー

（パンフレット表紙）

　ダンスの好きなアレックスは、昼間は鉄工所で、夜はクラブダンサーとして働いています。プロになることを夢見てダンスに励む毎日です。鉄工所オーナーのニック・ハーレーに気に入られ食事に誘われますが、アレックスは断ってしまいます。ダンスに夢中になり自分の技を磨きます。そんなある日、アレックスの元に舞踊学院からオーディションの通知が届きます。
　彼女は、自分の夢を実現するためにオーディションに挑戦するのです。

　開幕から、度肝を抜かれる高度なダンステクニックで始まります。選りすぐれたアンサンブルメンバーが随所で見せるダンスシーンは抜群です。特にヒロインのアレックス役ヴィクトリア・ハミルトン＝バリットの卓越したダンステクニックは終始安定し、演技・歌においても観客を魅了し続けます。『フラッシュダンス』のタイトルに相応しい厳密に計算された振付は見逃せません。ダンスファンの方々に必見の作品ですが、１月15日で終演してしまいました。誠に残念です。
　照明デザインは、メリハリのあるライティングで派手ではありますが、場面を大切に表現して楽しませてくれます。特に、ダンスシーンではダイナミックな動きに対してシャープな光で構成し臨場感を醸し出しています。
2時間30分（休憩15分含む）の公演がとても短く感じました。